サーフでヒラメがヒットした時に、フックが折れ曲がったり、波打ち際でバラしたりしたことはありませんか?
最近ではヒラメがスレてなかなかヒットしないので、せっかくヒットしたヒラメを確実にキャッチするためには、フックは重要なタックルの一部だと思っています。
本記事は、サーフヒラメ用フックの選び方について紹介しますので、初心者の方や購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。
サーフヒラメ用のフックとは
サーフヒラメ用のフックは、ルアーによって、主にアシストフック(シングルフック)とトレブルフック(トリプルフック)の2つに分類されると思います。
アシストフック
アシストフックは、主にメタルジグに使用しますが、プラグやワームにも使用可能です。
画像の上のジグAは、スナップにアシストフック2個とメタルジグを同時に装着しています。画像の下のジグBは、上のジグAに追加で、ジグの後方にスプリットリングでアシストフックを装着しています。
Aは、根がかりしにくく、メタルジグの交換が容易ですが、ヒラメの追い食いには若干マイナスかと思います。
Bは、追い食いには強いのですが、根がかりやゴミを拾うようになったり、後方のアシストフックがショックリーダーに絡まる、いわゆる「エビる」という事象が発生しやすくなりますので、状況に応じて使い分けています。
アシストフックは、1個あたり16.5円で自作しておりますので、興味のある方はこちらの記事をご覧下さい。
トレブルフック
トレブルフックは、トリプルフックとも呼ばれますが、どちらも同じ意味で、一つのフックで3つのフックがあるタイプを言います。
トリプルは、3つとか3組という意味で、トレブルは3重とか3倍という意味のようです。
さて、トレブルフックは、メタルジグ、プラグ、ワームなど、いろいろなルアーに2つから3つほど装着して使用されます。
アシストフックと比較すると、根がかりやゴミにはとても弱いですが、魚のフッキングに関しては上だと思います。
ルアーの頭部にはアシストフック、後部にはトレブルフックと、工夫して使用している方もいるようです。
トレブルフックは、取り付け方向に向きがあるそうです。
上の写真のように、中央のトレブルフックは、ヒラメの下あごを狙うように、貫通力のある1本が下向きに取り付けます。貫通力がある1本とは、フックのアイと並行になっているフックで、画像のトレブルフックでは、左右とも上の1本です。
後方のトレブルフックは、ヒラメの上あごを狙うように、貫通力のある1本が上向きに取り付けます。
トレブルフックを3個つけるタイプのルアーでは、前方と中央のトレブルフックは、貫通力がある1本が下向き、後方のトレブルフックは、上向きになります。
フックの選び方
サイズ
ヒラメの口は、とても大きいですから、フックのサイズは大きめがおすすめです。
フックのサイズは、サイズの番号が小さくなるほど、フックのサイズは大きくなり、サイズの番号が大きくなるほど、フックのサイズは小さくなります。
フックのサイズは、メーカーによって大きさが異なりますが、サーフでヒラメを狙うのであれば、#3、#4あたりがいいと思います。
強度
ヒラメのアゴはとても硬いので、強度は重要です。ダイソーやセリアで販売しているメタルジグに付属のトレブルフックや単品で販売しているアシストフックは、強度が低いのでおすすめできません。
フックは、通信販売や釣具屋で、しっかりした強度のフックをおすすめします。
おすすめのアシストフック
DUO(デュオ) DC-RS #13
ショアジギにおすすめのアシストフックです。ヒラメ、シーバス、カンパチなど、フラットから青物まで、様々な魚に対応しています。
ヴァンフック (VANFOOK) JIGEN スーパーライトツイン JS-39
小型青物(ワカシ/ツバス、サバ等)の数釣りに最適な段差ツインアシストフックですが、ヒラメ用としても使用できます。最適なアシストラインの設計でバランスがよく、掛かった獲物は逃しません。
おすすめのトレブルフック
がまかつ (Gamakatsu) トレブルフック SP-MH
トーナメントグレードワイヤー採用スプロートベンドタイプが登場!「SPシリーズ」はスプロートベンドタイプで「RBシリーズ」よりもシャンクを短めに設計しました。「RBシリーズ」で実証済みの強さ・鋭さといった素材特性に加え、ロングシャンクでは前後のトレブルフックが干渉してしまう、トリプルハンガータイプのプラグにも好対応。あらゆるプラグへの許容範囲の広さが特徴です。サイズは、#3、#4あたりがいいと思います。
がまかつ(Gamakatsu) トレブルフック バラ 徳用 トレブルSP-MH (HPS) #3
18本入りで、高靭性、高強度、超防錆、センターバランスアイのお得なトレブルフックです。
オーナー STX-45ZN スティンガートリプルエクストラ
「強さ、鋭さともに最高です」・タフワイヤー素材採用にて従来よりも10%以上の強度アップ。また、鋭く、耐久性の高いハリ先を実現しています。重量はST-46と同重量設定。同じルアーに対して互換性があります。サイズは、#3、#4あたりがいいと思います。
カツイチ デコイ トレブル Y-S21
抜群の刺さり込み&ストラクチャーをかわす、絶妙のカーブポイントで、性能、強度を格段にUPさせる溶接技術「Solid-System」採用のトレブルフックです。
DECOY独自の「ショートシャンク」「ワイドゲイプ」「カーブポイント」が根掛かりからルアーをそしてフックポイントを守り、確実にフックアップさせ、しっかりホールド、ランディングにまで持ち込みます。
まとめ
サーフヒラメ用フックの選び方についてまとめると、下記の通りです。
・サイズは、#3、#4あたりの大きめがおすすめ
・強度は、しっかりとした強度がおすすめ
フックにこだわるとキリがありませんが、貴重なヒラメを確実に釣りあげるためには重要なパーツですので、慎重に選ぶことをおすすめします。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。