サーフでヒラメやマゴチを狙う際のアシストフックは、ショップで買うと結構なお値段がするので、アシストフックを格安で自作しています。
本記事は、格安だけど丈夫で安心できるアシストフックの自作方法を紹介します。
アシストフックとは
アシストフックとは、フラットフィッシュのヒラメや青物などを狙うために、ジギングで使用するメタルジグに装着するフックの事をいいます。
アシストフックは、写真のようにメタルジグ頭部のスナップに装着したり、後部にスプリットリングで装着して使用します。
フックには、シングルタイプのアシストフックとは別に、トレブルフックもありますが、それぞれ特徴がありますので、使い分けをしています。
詳しくは別の記事で紹介していますので、こちらをご覧ください。
アシストフックを自作する材料
フック
サーフでのアシストフックを自作するためのフックは、安価で丈夫な「サーフ伊勢尼 シングルフック」というフックを購入しています。
このフックは、ハリスは付属していなく、フックのみで100個入りで販売されています。
サーフ伊勢尼 シングルフックのサイズは3号から16号までありますが、一番大きな16号を使っています。
長さは約2.6cm、幅は約1.6cm、重さは約0.6gです。
このフックで釣りあげた一番大きなヒラメは、67cmの小座布団ですが、全く問題なく安心して釣りあげることができましたので、強度的には十分だと思います。
アシストフックの糸
アシストフックの糸ですが、釣具屋ではいい糸がいい値段で販売しておりますが、私は、たくみチョークライン用糸の太いタイプを使用しています。
たくみチョークライン用糸の太いタイプは、安価で20mの長さがあるため、アシストフック1つに10cm使うとすると、200個のアシストフックが制作可能です。
引っ張り強度はそこそこあるようですが、擦れには少し弱いため、サーフ以外の岩場などで使う際は注意が必要かもしれません。
サーフで使っている分にはまだ一度も切れたことがありません。
アシストフックの自作方法
アシストフックを自作する材料である、フック、糸、使い古しのPEラインを準備します。
使い古しのPEラインは、ミシン用の使用済みボビンに巻き付けて再利用しています。
糸は、適当な長さでカットし、両端をライターであぶって、ほつれ止めをしておきます。
フックへの糸の取り付け
糸の端から7mm程度の所の糸の真ん中に、フックを差し込み、もう片方の糸の端から6mm程度の所の糸の真ん中にフックを差し込みます。
差し込む位置が違うのは、糸の太さ分の差をつけるためです。
フックへの糸の固定
フックへの糸の固定は、使い古しのPEラインを巻いて固定し、瞬間接着剤で仕上げています。
糸の巻き数は、だいたい50回程巻いていますが、糸が見えなくなる程度でいいかと思います。
これで、アシストフックは完成です。
今回は、糸の長さを6cmで作成したのですが、だいたい写真のような長さの仕上がりになるので、もっと長くしたい方は、8cmや10cm、短くしたければ5cmなど、糸の長さを変えてみます。
ティンセルを使ったアシストフックの自作
更に、このアシストフックの上に、キラキラした繊維ティンセルを使ったバージョンも作っています。
ティンセルは、100均のダイソーで販売している「メタリックリボン」を使用しており、左側が銀色、右側は金色で、2色使っています。
ティンセルの作り方は、メタリックリボンを適当な長さに切り、どちらかのはじを切ります。
そのあと、さきいかをむしり取るようにすると、簡単にティンセルができます。
この、バラバラにしたティンセルをフックにPEラインと瞬間接着剤で固定すると、出来上がりです。
ティンセルのフックへの固定は、10回程巻いた程度で十分です。
色によって釣果に差はあまり感じませんが、ティンセル有りと無しでは、サーフでは有りの方がヒラメやマゴチの食いつきが若干いいように感じます。
まとめ
私が作るアシストフックは、
・フックは、100個入りを購入して1個あたり8円
・アシストフックの糸は、たくみのチョークラインを利用して、1個あたり1.5円
・ティンセルは、100均で購入して、1個あたり2円
・固定用のPEラインは、使い古しの再利用でタダ
・瞬間接着剤は、数滴で5円程度
合計すると、アシストフック1個あたり16.5円になり、強度も抜群の上とても経済的です。
「サーフ伊勢尼 シングルフック」の詳細は、こちらで確認できます。
たくみチョークライン用糸の太いタイプの詳細は、こちらで確認できます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。