大切なロッドが折れた場合、あなたならどうしますか?
釣具屋に修理を持ち込んだり、やけになって捨てたりする前に、折れたロッドをどうしたら一番いいのか選択肢をまとめましたので、ご参考になればと思います。
折れたロッドの選択肢
私も大切なロッドを折った経験があります。
ロッドが折れた直後は気が動転していい判断ができず、結局、自分で直そうとやってみましたが、失敗してしまいました。
失敗した理由は・・・
・大切なロッドの先端部から10cmの所で折れて、気が動転していた
・メーカーなどに修理に出すのは高いだろうし、完全に元通りにはならないと思ったので自分で治すことにした
・ネットで修理方法を調べることなく、折れた所をやすりで綺麗にして先端ガイドを付けた
・ロッドは当然10cm短くなり、調子も変わって、別のロッドになってしまった
といった事でした。
ロッドが折れた場合は、冷静に考えるといろいろな選択肢がありますので、じっくり考える事が重要です。
折れたロッドの選択肢は、主に下記の4つです。
・釣具屋に持ち込みメーカーへ修理依頼
・修理専門店へ持ち込み修理依頼
・自分で修理
・折れたロッドは廃棄して新品または中古品を購入
それぞれ長所や短所がありますので、もう少し掘り下げてみます。
釣具屋に持ち込みメーカーへ修理依頼
ロッドにメーカー保証期間が残っているのであれば、メーカー保証を利用して修理する方法がいいと思います。
この場合、以下を確認しましょう。
・保証書の有無
・保証期間内か?
・購入日の記載や購入店の印鑑はあるか?(無い場合は購入日記載のレシート、納品書、領収書でも可能な場合が多い)
・免責金額はいくらか?
次に、折れたり破損した部品は捨てずに、ロッド全てを釣具販売店へ持ち込みましょう。
他店やネットで購入したロッドでも、大手の釣具販売店では受け付けてくれるところが多いです。
折れたロッドをメーカーに直送する方法もありますが、送料が自己負担になりますので、釣具販売店を利用したほうがお得です。
メーカー保証期間が過ぎている場合は、事前に釣具販売店におおよその修理金額を確認することをおすすめします。
修理金額はあまり安くないので、よほど折れたロッドに愛着が無い限り、他の選択肢を選択した方がいいと思います。
修理専門店へ持ち込み修理依頼
腕のいい職人がいる修理専門店が近くにあれば、そこに持ち込むのも一つの方法です。
また、ネットで全国各地から修理を受け付けている専門店もあり、価格も明確化されています。
ロッドの修理には最低でも1万円以上は必要ですから、価格面も合わせて検討してはいかがでしょう。
自分で修理
今では、ネットでロッドの修理方法がたくさん紹介されていますので、自分で修理する方法も一つです。
仕上がりが多少悪くても、機能的に問題なく、価格も安価であれば、この方法を選ぶのがいいでしょう。
折れたロッドは廃棄して新品または中古品を購入
折れたロッドを廃棄するため、いつまでも悪い印象が残らず、新しい気持ちで釣りを再開するなら、この方法がいいです。
ロッドの廃棄は、住んでいる場所によって異なりますが、仙台では粗大ごみとなり、1枚400円の粗大ごみ納付券1枚で竿5本まで廃棄可能です。
また、ロッドの長さを30cm以下にカットすれば、仙台では家庭ごみで廃棄可能です。
ロッドを廃棄したら、新しいロッドを購入するのか、中古品を購入するのか、じっくり考えるのもいいですね。
新品のサーフヒラメ用ロッドを検討するなら、こちらの記事をご覧下さい。
メーカー純正パーツ
メーカー純正パーツは、下記から検索できますが、パーツを検索する場合は、シマノは6桁、ダイワは8桁の商品コードがわかると、検索がスムーズにいきます。
商品コードがわかると検索がスムーズにいく理由は、同じ名称でも製造年度が異なるとパーツが別になる事が多いからです。
各メーカーの純正部品の検索は、「シマノパーツ検索」や「ダイワパーツ検索」などで検索すると、純正部品の商品コードを知る事が可能です。
自分で修理するための汎用パーツ他
純正パーツは高価なので、自分で修理するための比較的安価な汎用パーツや、修理に便利なグッズを探してみました。
富士工業 ロッドリペアキット
突然の穂先折れやトップガイド破損など、釣り場での緊急事態に備えて携帯できるリペアキットです。
富士工業 FMM フィニッシングモーター
液が片寄らず、綺麗な仕上がりが期待できます。
カーボンソリッド穂先
ソリッドティップの汎用品です。
エポキシコート JEC-40 各40mlセット ジャストエース
粘土が高く液だれしにくいエポキシコートです。
ジャンプライズ UVマジカルリペアキット 直スンデスUV!!
付属の専用UV LEDライトを4秒当てれば瞬時に硬化する魔法の液体プラスチックだから、その場ですぐに修理可能です。
まとめ
折れたロッドをどうするか!についてまとめると、下記の通りです。
・冷静になって、折れたロッドをどうするのか、選択肢のなかから選ぶ
・選んだ選択肢から、具体的な方法を実施する
私のように失敗する人が一人でも減ると嬉しいです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。