サーフヒラメ用自作ジグヘッドですが、実際にサーフで試してみるとうまく飛んで行かず、ぜんぜん飛距離がでないので改造してみました。
背景
ナツメ型おもりで自作したジグヘッドにワームを付けて、仙南サーフで実際に釣りをしてみたところ、ジグヘッドを思いっきりキャストしても、くるくると回転して、ぜんぜん飛距離がでない状況でした。
想像なのですが、キャストする→ワームよりジグヘッドが重いので先に飛ぼうとする→PE+リーダーの抵抗でジグヘッドが先に飛べない→うまく飛ばない・・・といった状況になっていると思ったのです。
市販のジグヘッドを調べてみると、上記写真はオーナーのJH-60ファイアヘッドですが、重心移動式になっていて、飛行時には飛行姿勢が安定するアイポジションへ自動的に移動する仕組みになています。
こちらは、メジャークラフトの浜王ですが、ジグヘッドへのスナップ接続部が移動式になっています。
さっそく、過去に作った自作ジグヘッドを真似して重心移動式に改造してみます。
自作ジグヘッドの改造
家にあった直径1.0mmのステンレスの針金で、ジグヘッドを移動式にしてみます。
前後の取り付け部は、スナップが挟み込まれないように、エポキシコーティングで少し加工した完成です。
こちらも同様に、スナップ移動式に改造してみました。
見た目はあまり良くないのですが、まぁ、安価に作れる自作ということで、これで良しとします。
こちらは、ステンレスの針金をシングルで使用してみましたが、すっきりした感じです。
こちらは市販のジグヘッドですが、スナップが移動式ではなく、自作ジグヘッドと同様に飛行姿勢が安定しないので、移動式に改造してみました。
まだ、サーフで実際に試してみていませんが、おそらく飛行姿勢が安定し、よく飛ぶようになると想像しています。
後日、実際に仙南サーフで改造した自作ジグヘッドを試してみました。
想定通り飛行姿勢が安定し、より遠くに飛ぶようになりましたので、大成功です。
他の改造した自作ジグヘッドも試したところ、スライド機構が長すぎるものは、飛行姿勢は安定するのですが、着水してからジグを巻き上げる時に、うまくいかないようでしたので、さらなる改造が必要です。
最後に
ステンレスの針金さえあれば、簡単に改造できる「重心移動式」ですが、想定通り飛行姿勢が安定し飛距離を伸ばすことに成功しました。
しかし、一部の改造した自作ジグヘッドは、若干の改造が必要な事がわかりましたので、後日、改めて手を加えたいと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。