サーフヒラメ用やマゴチ用のジグヘッドって、結構いい値段がしますよね。
ジグヘッドのロストが多い私は、高いジグヘッドをめったに購入せずに、安く自作したサーフヒラメ用ジグヘッドを利用していますので紹介します。
サーフヒラメ用を自作するメリットとデメリット
とても不細工で格好が悪い自作のサーフヒラメ用ジグヘッドですが、こんなジグヘッドもヒラメやマゴチが釣れてくれますので、個人的には満足しています。
自作するサーフヒラメ用ジグヘッドには、メリットとデメリットがあります。
メリット
・お財布に優しいので、ロストを気にせず釣りに集中できる
・釣れた時の喜びが人一倍大きい
デメリット
・市販品と比較して飛距離がでない
・市販品と比較するとあまり釣れない気がする
自作したサーフヒラメ用ジグヘッド
私が自作して実際に仙南サーフで使っているサーフヒラメ用ジグヘッドをいくつかご紹介します。
六角ナットとボルトを利用した自作ジグヘッド
最初に紹介するのは、家にたくさんあった六角ナットとボルトを利用したジグヘッドです。
家にある六角ナットとボルトですから実質タダです。
顔の部分が、M10のナット2個で、顔の前後をM6のボルトとナットで固定しており、目玉を瞬間接着剤でつけています。
ワームを差し込む部分は、60mmの木材用スリムネジですので、ワームを装着する際はワームを回しながらねじ込む感じです。
アイの部分は、直径1mmのステンレス線で、フック用のアイと直結しております。
重さは、ワーム無しで37gでちょっと重めですが、軽いと風が強いときなどはぜんぜん飛ばないので、わざと重くしており、このくらいで丁度いいです。
ボルトの頭とナットでジグヘッドの頭部を形成していますので、ただ巻きでも海水の抵抗があり、ブルブルと震えているのが感じます。
写真に写っているワームは、ダイソーのどじょうワームですが、2個で100円なので1個50円ですが、他のワームでも、全長が60mm以上のワームであれば使用可能です。
このジグヘッドの欠点は、飛距離が短い事です。
市販のメーカー製のジグヘッドはよく飛ぶのですが、自作のジグヘッドはあまり飛びません。
重量のバランスが悪いのだと思うのですが、実際は何が違うのでしょうね？
ジグヘッドのフックは、トレブルフックではなく、シングルのフックを使用しています。
シングルフックを使う理由は、根がかりや海藻などのゴミのひっかかりを軽減するためと、大物がかかった際の強度の問題です。
仙南サーフでは、根がかりの心配はあまり無いのですが、海藻などのゴミは時期によってはひどいときがありますので、シングルフックを使用するとだいぶ効果があります。
ジグヘッド用のフックも自作していますので、興味のある方はこちらの記事をご覧下さい。
8号のナツメ型おもりを利用したサーフヒラメ用自作ジグヘッド
次は、家にたくさんある8号のナツメ型おもりで作ったジグヘッドです。
作り方は簡単で、最初に直径1mmのステンレス線を8号のナツメ型おもりに通し、おもりの前後でアイを作り、おもりをつの床の金床の上でハンマーで叩き潰して平べったくしております。
色は黒と赤のマジックで塗って、表面はエポキシ2液混合タイプ強力接着剤でコーティングしています。
このコーティング方法は、8号のナツメ型おもりでメタルジグを作る際にも利用しています。
ジグヘッドの後ろには、ワーム用のオフセットフック1/0を使用しており、スプリットリングで接続しています。
ワームを除いたジグヘッドの重さは、約31gです。
ナツメ型のおもりは、8号で30g、9号で33.75g、10号で37.50ですので、サーフでヒラメを狙う際には、8～10号がちょうどいい重さです。
タコベイトと8号ナツメ型おもりを利用したサーフヒラメ用自作ジグヘッド
これは手抜きの作品です。
8号のナツメ型おもり、タコベイト、ビーズなどで製作時間10分で簡単に作りました。
ワームを別のワームに変えると、沖の堤防でクロソイなども狙える汎用タイプに仕上げています。
一度使ってみたい市販のサーフヒラメ用ジグヘッド
さて、いろいろな自作のヒラメ用ジグヘッドを紹介してきましたが、一度使ってみたい市販のサーフヒラメ用ジグヘッドを紹介します。
アダスタ サリュー 30g
スマホアプリのアングラーズでは、仙南サーフの釣果で利用したワームを見ると、アダスタ サリュー 30gが圧倒的に強いようですね。
私が現在一番使ってみたいジグヘッドのアダスタ サリュー 30g、余裕ができたら、ぜひ購入してみたいと思います。
OWNER(オーナー) JH-60 ファイアヘッド 35g #3/0
ヒラメやマゴチを対象とした、高比重のタングステンのジグヘッドです。
シルエットが小さく、空気抵抗が少なく、飛行時には飛行姿勢が安定するアイポジションへ自動的に移動する構造で、着水後はスイミング時に最適なアイポジションへ移動しスイミング姿勢が安定する小僧です。
重量は35g、フックサイズは3/0です。
最後に
身近にあるもので簡単にできる自作のサーフヒラメ用ジグヘッド。
市販品には劣りますが、お財布に優しくヒラメが釣れるサーフヒラメ用ジグヘッドを作ってみてはいかがでしょうか？
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
