仙南サーフでヒラメやマゴチを狙う時には、リールは22サハラC3000HGを使っていますが、以前作った自作のハンドルノブがどうもしっくりこなくなったので、新しく自作しましたので紹介します。
背景
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41WKK64y4zL._SL500_.jpg)
リールは22サハラC3000HGを愛用していますが、サハラのハンドルノブは一般的なT字型のノブで少し物足りなさを感じていたので、ウッドでハンドルノブを自作して使用していました。
![筆者が使用している22サハラC30000HG](https://hito114.com/wp-content/uploads/2023/07/230724-3.jpg)
この初期型の自作ハンドルノブは、ガッチリしているので大物がかかっても容易に巻き取る事ができて、そこそこ満足してはいたのですが、一つだけ欠点がありました。
それは、一度手が滑るとノブが掴みにくく、PEのテンションが抜けて魚を逃がしてしまう事がある事でした。
そこで、太い平型タイプからランドタイプに変更し、手が滑っても掴みやすい形状のノブを新たに自作しようと思ったのです。
素材
![240627 01自作ハンドルノブの素材](https://hito114.com/wp-content/uploads/2024/06/240627-01.jpg)
素材は、自宅にあったヒノキで作ることにしました。
本当は円筒形の素材が良かったのですが、これしかありませんでした。
加工
![240627 02自作ハンドルノブの加工](https://hito114.com/wp-content/uploads/2024/06/240627-02.jpg)
先端をナイフで削っていきます。
とても地味な作業です。
![240627 03自作ハンドルノブの加工](https://hito114.com/wp-content/uploads/2024/06/240627-03.jpg)
ひたすら削っていきます。
![240627 04自作ハンドルノブの加工](https://hito114.com/wp-content/uploads/2024/06/240627-04.jpg)
長さ25mmに切り落とします。
![240627 05自作ハンドルノブの加工](https://hito114.com/wp-content/uploads/2024/06/240627-05.jpg)
削っていると芯がわからなくなるので、穴を開けておきます。
![240627 06自作ハンドルノブの加工](https://hito114.com/wp-content/uploads/2024/06/240627-06.jpg)
穴を直径4mm程度に広げ、そこに割り箸を刺して加工しやすくします。
各種のやすりを使って、形を整えます。
![240627 07自作ハンドルノブの加工](https://hito114.com/wp-content/uploads/2024/06/240627-07.jpg)
左がいままで使っていた太い平型のハンドルノブ、右側が今回新たに自作しているラウンドタイプのハンドルノブです。
ある程度やすり掛けができたら、表面は2液混合エポキシコーティングを行います。
![240627 08自作ハンドルノブ](https://hito114.com/wp-content/uploads/2024/06/240627-08-768x1024.jpg)
完成しました。
ラウンドタイプになったことによって、もし手が滑ってハンドルノブからいったん手が離れたとしても、適当に掴みなおす事で簡単に掴みなおす事が可能です。
これで、魚がかかってもテンションが抜けることなく、引き上げることが可能になると思っています。
![240628 18自作ノブ](https://hito114.com/wp-content/uploads/2024/06/240628-18-768x1024.jpg)
実際に仙南サーフで試したところ、とても握りやすく、魚がヒットしても滑ることなく、いい感じでした。
最後に
ハンドルノブは、リールの中でも直接手に触れる大事なパーツですので、各メーカーは力をいれて開発していることと思いますので、自分に合ったメーカー製のハンドルノブを購入すればいいのでしょうが、結構なお値段がします。
私は暇と時間を持て余していますので、メーカー製のハンドルノブを100とすれば、50程度の物しかできませんが、それでも、自分の納得できる自作品でフラットを狙う事に楽しみを感じています。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。