風が強い日や波が高い日は、サーフでヒラメやマゴチを狙うには少し難しいので、ハゼを釣りに行く日も増えてきました。
釣ったばかりの元気なハゼの長さを簡単に図るために、ハゼ用のメジャーを探しましたが販売していないので、自作してみました。
ハゼ用メジャー1作目
まずは、試作品として、お酒の2Lパックと古くて使っていない洋裁メジャーを利用して、ハゼ用メジャーの1作目を試作してみました。
作り方は簡単で、適当な長さで折り込んで木工用ボンドで接着し、ハゼが釣れて針と糸が付いたままで長さを測定できるようにV字の穴を開けただけです。
2~3回使用してみましたが、お酒用のパックなので防水はバッチリで、海水が付いても全然大丈夫なのですが、強度が無いため、写真のように曲がってしまう事が難点です。
見た目を気にしなければこれでいいのですが、やはり気になるため、木かステンレスでできればいいなと思いました。
長さ的には24cmまでハゼが測れますが、この程度で十分だと思います。
ハゼの最大サイズを調べた所、ハゼクチは64cm、マハゼは25cmでした。
ハゼクチの生息地は、有明海と八代海の湾奥部という事ですので、仙台にはいないので対象外です。
マハゼの平均サイズは、15~20cmとの事ですので、24cmまで測ることができれば十分だと言えます。
幅は、内寸で3cmもあればいいと思います。
以上、試作品で得た情報をもとに、さっそく、ハゼ用メジャー2作目に取り掛かるとします。
ハゼ用メジャー2作目
家にあった適当な木を使い、木工用ボンドで接着します。
木には多少の傷がありますが、あとでカンナで削りヤスリで磨くので、製作中は気にしません。
こちらが、頭側になります。
底板が出っ張っているので、あとで削ります。
頭側の木も木工用ボンドで接着し、軽量化と傷消しのためにカンナで周りを整形しました。
メジャーは、試作品の洋裁用メジャーを剥がして張り直しましたが、軽量化と傷消しでサイズが小さくなってしまい、メジャーの長さが19cmに短くなってしまいました。
19cmを超える大物は、大物として扱おうと割り切って、このままヤスリで最終化しようと思います。
薄く透明の水性ニスを塗り、携帯用の穴を開けて紐を通して完成です。
裏面です。
傷を消すために、底板を丸く削ったので、かわいいハゼ用メジャーになりました。
ここが、釣れたハゼの糸を通す穴です。
コンパクトでなかなかいいハゼ用メジャーが完成しました。
これで、元気がハゼが釣れてもハゼが暴れることなく、スムースに長さを測定することができそうです。
最後に
ハゼ用のメジャーですが、1作目の試作品での反省を生かし、2作目を完成させ、ほぼ満足できるハゼ用メジャーができました。
しかし、やはり気になるのが測定サイズで、最大19cmとはなんとも心もとなく感じます。
せっかく作ったハゼ用メジャー2作目ですから、このハゼ用メジャーを使っていき、もし、測定できないサイズのハゼが釣れたら、3作目を検討しようと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。