スピニングリールに取り付けるリールスタンドが取れて無くなってしまったので、新しいリールスタンドが来るまでの間使おうと、リールスタンドを自作しましたので紹介します。
スピニングリールに取り付けるリールスタンドとは
リールスタンドですが、Webで検索すると2つの異なる検索結果がでてきます。
一つは、リールを家で保管するためのスタンドで、写真のようにいくつかのリールを吊り下げて保管できるスタンドです。
今回ご紹介するリールスタンドの自作は、このタイプのスタンドではありません。
もう一つは、スピニングリールに取り付けるタイプのリールスタンドです。
リールスタンドは、リールを地面に置く際にリールに傷が付く事を防止することと、ランガンするときなどフックを引っ掛けてリールへの傷を防止することなどを目的に、取り付けている方が多いです。
今回ご紹介するのは、こちらのスピニングリールに取り付けるタイプのリールスタンドを自作したということで紹介します。
リールスタンドを自作した背景
昔は、リールスタンドにはあまり興味が無かったので、取り付けずにオリジナルのままで釣りをしていました。
サーフでヒラメやマゴチを狙っていますので、一ヶ所で釣りをすることは少なく、ヒラメやマゴチがいる場所を求めてランガンするスタイルで釣りをしています。
ランガンする際には、フックをリールのベールアームや、ロッドガイドのフレームに引っ掛けていたのですが、あるヒラメ名人から、フックを引っ掛けると傷をつける可能性があり、PEラインへの傷に繋がる可能性があるから、なるべくフックはリールスタンドを使用した方がいいと言われました。
なるほどと思った私は、さっそく市販のリールスタンドを購入し、リールのハンドル側とは反対の部分に取り付け、リールを地面に置くことはありませんが、ランガンの際は、フックを引っ掛けるようにして使っていました。
しかし、ある時ランガンしていて気づいたら、リールスタンドが無くなっていました。
すぐに見つかるだろうと思って探しましたが、サーフの砂の上は波が被っており、見つかりません。
あまり高価な物でもないので、その場で新しいリールスタンドをネットで発注しました。
ネットで発注すると、家まで届けてくれるので便利なのですが、土日祝日が絡むと配達されるまで時間がかかるのが欠点です。
新しいリールスタンドが届くまで待ちきれず、サーフに釣りに行きたくなっていたので、オリジナルパーツを利用してリールスタンドを自作してみることにしました。
リールスタンドの自作
リールに取り付ける部分は、オリジナルのキャップを利用しました。
キャップにリールスタンドのような突起をつけるために、いろいろな素材を考え、最終的には2つの案に絞り込みました。
一つはボールペン、もう一つはボルトです。
ボールペンは、見た目はいいのですが、長さが長いのでキャップとの接合部に荷重が掛かります。
ボルトは、長さが短いのでキャップとの接合部に荷重は掛かりません。
新しいリールスタンドが来るまでの繋ぎのパーツなので、作りやすく壊れにくいボルトに決めました。
オリジナルのキャップに穴を開け、2液混合エポキシで固着させ、色を塗って完成です。
最後に
さっそくサーフに出かけて使ってみました。
フックがしっかりと引っ掛ける事ができるので、リール付のロッドを地面に置くことが無いのであれば、新しいリールスタンドが無くても、当面このままでもいい感じがします。
1回の釣行だけですが、フックを引っ掛けても強度は問題無く使用する事ができました。
ボルトの長さが若干短いので、もう少し長い方が良かったかもしれません。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。