小さいけどサーフでヒラメを狙う時には重要なアイテムのスプリットリング。
本記事は、サーフでヒラメを狙う時にとても重要なスプリットリングの選び方について紹介します。
スプリットリングとは
スプリットリングとは、ルアーにフックを装着したり、リーダーにルアーを装着する際に使用する、金属製のリング状のアイテムです。
いろいろな大きさや種類がありますので、釣りたい魚に合わせて選ぶことが重要です。
スプリットリングの選び方
形状
スプリットリングの形状は、丸型、楕円型、卵型などがあります。
丸形は、ルアーにフックを装着したり、リーダーにルアーを装着する両方に使用可能であり、楕円型と卵型は、主にリーダーにルアーを装着する際に使用します。
特にこだわりが無い場合は、全てに利用できる丸型をおすすめします。
私の場合は、リーダーにルアーを装着する際はスプリットリングを使用せずにスナップを使用していますので、丸型のみ使っています。
サイズ
スプリットリングのサイズは、ルアーに最初についてくるサイズと同じが基本です。
異なるサイズを使用すると、ルアーのバランスが崩れ、設計通りのアクションができなくなる可能性がありますが、そこまで気にしなくてもいいかもしれません。
サイズは、#1、#2、・・・#7と、数字が大きくなるにつれて直径が大きくなりますが、メーカーによってサイズは異なります。
最初についてきたサイズがわからない時は、#3~#4のサイズあたりを準備しておけばいいかと思います。
タイプ
スプリットリングのタイプは、ノーマルタイプと平打ちタイプがあります。
ノーマルタイプは、スプリットリングプライヤーで脱着を繰り返した際の復元性に優れ、平打ちタイプは、強度に優れていますので、フックの脱着が多い方はノーマルタイプ、強度を望む方は平打ちタイプがおすすめです。
強度
強度は、使用するPEライン、ショックリーダー、フックなどとのバランスを見て、なるべく強度が高い物を選ぶといいと思います。
強度は、lb(ポンド)で表示されますが、私の場合は40lb以上を選ぶようにしています。
価格
価格が高ければ、それだけ物がいいという事でしょうが、スプリットリングは消耗品なので、錆びたり、変形したりした場合は、すぐに交換すべきだと思います。
気になった時は気楽に交換できるように、ある程度の仕様以上であれば、価格が安いコストパフォーマンスがいいスプリットリングがおすすめです。
おすすめのスプリットリング
OWNER(オーナー) P-12 スプリットリングハイパーワイヤー
平打ち処理済みで、素材的にも合金鋼で最強なスプリットリングです。特徴は「パチンッ」という感じでしっかり元通り閉じることです。強度は、#3で46lb、#4で50lb、#5で60lbで、内径は、#3で4.5mm、#4で5mm、#5で5.5mmです。
■#3
■#4
■#5
カツイチ(KATSUICHI)デコイ スプリットリング ライトクラス
バス用ルアー、トラウト用ルアー等、中、小型ルアーに最適なライトクラスのスプリットリングです。平打ち加工されているため、強度は#3で40lbあるので、サーフでヒラメを狙うにも十分です。安価なのでコストパフォーマンスに優れています。
Blue Blue(ブルーブルー) スプリットリング 強力肉厚スプリットリング
安心の日本製のスプリットリングです。平打ち加工されいるため、強度は、#3で50lb、#4で80lb、#5で100lbです。
■#3
■#4
■#5
【TACKLAND】 スプリットリング 徳用 100個 セット
100個入りの徳用セットです。ステンレス平打ち加工なので、強度は、#3で60lb、#4で70lb、#5で80lb、外径は、#3で5.4mm、#4で6.3mm、#5で7.3mmなので、ライトゲームから青物釣りまで広くカバーします。
メジャークラフト スプリットリング
ステンレス素材に平打ちプレス加工を施し、さらに強度アップしたスプリットリングです。サイズが#3で強度は60lb21個入り、サイズが#4で強度は66lb14個入りです。
■#3
■#4
最後に
スプリットリングの選び方をまとめると、下記のとおりです。
・形状は、丸型がおすすめ
・サイズは、ルアーに最初についてきたサイズ、または#3~#4がおすすめ
・タイプは、フックの脱着が多い方はノーマルタイプ、強度を望む方は平打ちタイプがおすすめ
・強度は、40lb以上がおすすめ
・価格は、錆びたらすぐに交換できるように、コストパフォーマンスに優れるものがおすすめ
スプリットリングの素材は、錆びにくい素材のステンレスや合金鋼が多いですが、釣りから帰ってきて手入れを怠ると錆びてくることがあります。
私は、釣行後は毎回簡単に水洗いし、自作の水切りセットでスプリットリングやフックを錆びないようにメンテナンスしていますので、ご参考まで紹介します。
毎回メンテナンスを行うことによって、ほとんど錆びる事はないので、変形していないかを毎回チェックして再利用しています。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。