サーフでヒラメやマゴチを狙う、重心移動式ジグヘッドの簡単な作り方を紹介します。
準備
ジグヘッドは、4号(約15g)のナツメ型おもりを使用します。
ナツメ型おもりは、号数によって重量が決まっているので、お好きな重量で作れます。
1号=3.75gなので、4号=15g、6号=22.5g、8号=30g、10号=37.5gになります。
サーフでヒラメを狙う場合は、4号~8号程度がいいと思います。
ナツメ型おもり以外には、直径約1mmのステンレス針金約20cm程度、ラジオペンチを準備します。
ジグヘッドの製作
ナツメ型おもりに、ステンレスの針金を通し、写真のように5cm程外に出したところで針金を折り曲げます。
さらに、写真のように針金を折り曲げます。
折り曲げる長さは適当ですが、針金上部とナツメ型おもりの間が短いと、重心移動がうまくいかないので、5mm~8mm程度開けるといいです。
フロントフックを取り付けるアイを作ります。
最初にナツメ型おもりから出ていたステンレス針金と、フロントフック用アイを作った針金を写真のようにより線にします。
フロントフック用アイの部分も針金をよります。
リアフック用アイを作り、ワームが取れないように返しも作ります。
金槌とアンビル(金床)を用意します。
ナツメ型おもりの先の方を10~20回ほど叩きます。
これは、ステンレス針金とナツメ型おもりを密着させる目的と、海中での泳ぎを良くするのが目的です。
ナツメ型おもりの後ろの方も10~20回ほど叩きます。
お好きな色を塗り、実測した重量をジグヘッドに記載します。
塗った色は、イラスト用の水性マーカーですが、後で表面をコーティングするので、油性でなくても水性で問題ありません。
今回使用したナツメ型おもりは4号=15gでしたが、実測ではステンレス針金の重量も加算されて16gでした。
夜光の目玉を装着し、ナツメ型おもりの表面を2液混合エポキシでコーティングして完成です。
上記写真は以前作ったジグヘッドですが、リアのアイは、ワームの途中から下の方に出して、フックを取り付けます。
最後に
いままで、いろいろなジグヘッドを作ってきましたが、このタイプに落ち着きました。
昔からの改良点は、以下の通りです。
✓重心移動式ではないジグヘッドから、重点移動式になった
⇒ワームの飛距離が10m以上伸びた。
✓フロントフック用アイのみから、リアフック用のアイが追加された
⇒ヒラメやマゴチのフック率が上がった。
✓ワーム抜け防止の返しが無いタイプから、返しを付けたタイプにした
⇒ワームが抜けずに固定されるようになった。
4号、6号、8号のジグヘッドで現在も試していますが、とてもいい感じで使う事ができています。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。