GreeShowから販売されている電動携帯浄水器のGS-2801について、製品の情報をわかりやすく説明するとともに、実際に水道水や麦茶、長期保存水などを浄水してレビューしましたのでご紹介します。
先に結論を言うなら、この製品は災害時には安全な飲料水が確保できるため、一家に一台は備えておきたい浄水器だと感じました。
GS-2801が我が家に到着
Amazonから大きな箱が届き、箱の中にはGreeShowの電動携帯浄水器GS-2801が入っていました。
外箱の大きな箱も、写真のGS-2801の箱も無傷で、綺麗な状態で到着しました。
さて、箱を開けてみます。
箱の中には、電動携帯浄水器GS-2801本体、付属品、取扱説明書、GreeShow入会案内、GreeShowありがとうメッセージカードが入っていました。
付属品は、ビニール袋に入っています。
電動携帯浄水器GS-2801本体は、携帯用の袋、白いビニール袋、本体が入っています。
GreeShowありがとうメッセージカードの表側です。
GreeShow携帯浄水器の売上金の一部をアフリカの水不足の村へ寄付しているそうです。
裏には、製品お買い上げへのお礼や、購入者へのメッセージが記載されていました。
取扱説明書です。
日本語と英語で記載されており、内容も分かりやすくまとめられいましたので、誰でも簡単に使用できます。
GS-2801本体です。
充電状況が4段階でわかるインジケータが搭載されおり、商品到着時は2だったので、さっそく充電しました。
付属のUSB-Cケーブルを使用しなくても、既に家で使用しているケーブルで充電できました。
充電時間は、レベル2から満充電まで、1時間程かかりました。
こちらが、付属品の中身です。
左から吐出ホース、給水用チューブ、外付けフィルター、クリップ、浮き、USB-Cケーブルです。
GS-2801本体の吐出口と給水口にゴムキャップがついているのですが、とても小さいので、使用時に外したら、どこかに無くなってしまいそうな感じでした。
GS-2801製品情報
Greeshowの電動携帯浄水器GS-2801は、5段階浄水システム&超高品質0.01ミクロンフィルターを搭載し、内蔵のバッテリーで駆動する電動携帯浄水器です。
キャンプ、登山、釣り、探検、サバイバル、海外旅行、災害時を対象としており、事前に備えておくことで、威力を発揮します。
製品サイズは、Amazonでは16.5長さ x 5.3幅 x 10.7高さ cmと記載がありましたが、実測してみたところ、高さが15.2cm、直径7cmで、少し違っていました。
その他の仕様は、下記の通りです。
・ろ過流量:500~600ml/分
・ろ材取り換え時期:1,000L
・作動温度:5~40℃
・入力電源:DC5V/1A(USB-C)
・電池仕様:リチウムイオン(2800mAh, 3.7V)
・LEDランプ:LEDランプを搭載
・除去率:99.99999%(厚生労働省水質検査適合品&防災士が推奨)
・連続駆動時間:180分
・浄水システム:5段階浄水システム(ウルトラプレフィルター、KDFフィルター、高品質活性炭フィルター、医療レベルPPコットン、内蔵ウルトラフィルター)
水道水の浄水レビュー
さて、まずは手始めに、水道水を浄水してみました。
左のグラスに入っているのが水道水です。
電動携帯浄水器のGS-2801で浄水していますが、力強い勢いで浄水された水がでてきます。
水道水と電動携帯浄水器のGS-2801で浄水された水を比較して飲み比べてみました。
見た目はあまり変わりませんが、飲んでみると、水道水はカルキ臭いのに、浄水した水はカルキ臭さが減り、ほぼ無味無臭になっていました。
麦茶の浄水レビュー
次に、麦茶を浄水してみましたが、浄水はできませんでした。
取扱説明書をみると、以下のような記載がありました。
✓工業廃水や海水は決して使用しないでください。
✓また、淀んだ原水を使用する事はお勧めできません。
これは、電動携帯浄水器のGS-2801は、水に溶け込んでいない不純物は取り除くことはできるけど、水に溶け込んだものは取り除けないという意味だと解釈しました。
写真にはありませんが、浄水した麦茶を飲んでみると、少し薄くなった麦茶の味でしたので、色はほとんど変化が無かったのですが、味は少しだけ変わりました。
長期保存水の浄水レビュー
我が家では、災害が発生することを考慮して、20Lのタンクに水を汲み置きして保存しています。
私は、2011年の東日本大震災を震源地のの仙台で経験しており、飲料水とトイレの水の重要さを肌で感じた経験がありました。
20Lは、家内と2人でトイレだけで1~2日で無くなってしまう量です。
飲料水としては、一日一人で2~3L、二人で4~6L/日ですから、少しずつ使っても20Lでは5日分しかありません。
しかも、20Lタンクは1年に4回ほど、3ヶ月おきに水を交換するのですが、飲料水として適しているかと言えば、自信がありません。
丁度3ヶ月ほど交換していない保存水がありましたので、電動携帯浄水器のGS-2801の実力を試してみました。
グラスに20Lタンクの水を取ります。
電動携帯浄水器のGS-2801で浄水します。
ポンプの性能なのか、外部フィルターがいいのか、グラスの水をほぼ全て浄水することが可能です。
浄水した水を飲んでみましたが、特に変な味もせず、美味しく飲むことができました。
数日経ってもお腹を壊さなかったので、綺麗に浄水できていたと言えます。
この電動携帯浄水器のGS-2801で浄水すれば、3ヶ月以上保存した水も、問題なく飲むことが可能です。
吐出量の確認
鍋に水道水をいれて、電動携帯浄水器のGS-2801を使って、吐出量をみてみました。
もっとチョロチョロとしか浄水できないかと思いましたが、水道水ではありますが、結構な勢いで浄水できることがわかりました。
動画にも撮ってみましたので、ご覧ください。
音はそんなに大きくはなく、家庭で使用しても近所迷惑にはならない程度の静かな音でした。
LEDランプ
電動携帯浄水器のGS-2801は、LEDランプが搭載されているので、災害時に便利な照明を得ることができます。
内蔵バッテリーの容量が2800mAhなので、LEDの連続点灯時間はよくわかりませんが、とても便利な機能だと思います。
明るさは、推定ですが、50ルーメン前後だと思いますが、災害時にはこの明かりが強い味方になると感じました。
メンテンナンス
電動携帯浄水器のGS-2801を使用した後は、メンテナンスとして、フィルターの洗浄が必要です。
外付けフィルターは、吐出口に取り付けて綺麗な水を水源として逆洗します。
内蔵フィルターは、電源OFF状態で取り外し、浄水の水中で細かく降りながら洗浄します。
外付けフィルターと内蔵フィルターは別々にビニール袋などに入れて、冷蔵庫に保管するとの事です。
毎日使うのであれば冷蔵庫保管は不要でしょうが、長期間使わないとなると、雑菌の繁殖を防止するために冷蔵庫保管するということだと思います。
最後に
さて、レビューを簡単にまとめると、以下の通りです。
✓水道水を浄水するとカルキ臭さもとれてまろやかな水になる
✓厚生労働省水質検査適合品であり、防災士が推奨している除去率99.99999%の浄水器なので、安心して利用することができる
✓麦茶や海水、工業用排水など、水に溶解している物質は取り除くことができない
✓長期保存水は、浄水すると問題なく飲用可能となる
✓毎日使用するならメンテナンスは簡単だが、長期間使用しないとなると、フィルターの冷蔵庫保管が必要
✓電源はUSB-Cで充電するバッテリー内蔵型なので、災害時にバッテリーが無くなってもバッテリーチャージャーで充電可能
災害時にはもちろん、キャンプ、登山、釣り、探検、サバイバル、海外旅行などにも十分に対応できるので、一家に一台備えておくと便利だと思います。
私もさっそく非常用バッグに保管して、災害時には安全な水が確保できるようにしたいと思います。
2024年夏に新発売された、電動携帯浄水器GS-2811もレビューしましたので、興味のある方はご覧ください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。