サーフで釣りをする時に、駐車場から遠いポイントへ堤防上を移動するために、8インチタイヤの非電動キックボード(電動じゃないキックボード)を購入しましたのでレビューします。
購入した8インチタイヤ非電動キックボード
今回購入したキックボードは、タイヤが8インチ(直径20cm)の非電動キックボードです。
耐荷重80kg、重量4.66kgの大人が乗っても大丈夫なタイプで、タイヤが8インチと割と大きいタイプで、折り畳めてコンパクトになります。
安価で折り畳み寸法が小さく、気軽に始められるこのタイプを購入しました。
比較検討
8インチタイヤ非電動キックボードを購入するにあたり、いろいろと他の移動手段と比較検討しました。
折り畳み自転車
サーフにおける堤防上の移動手段は、ほとんどの方が折り畳み自転車を利用しています。
折り畳み自転車は、手軽に堤防上を移動できますが、2つの事が気になって却下しました。
✓折り畳んだ大きさが大きく、小さい車には収納時に邪魔になること
✓価格が非電動キックボードの3倍以上すること
結果的に非電動キックボードを選択しましたが、移動するのにとても疲れるのであれば、折り畳み自転車に変更するかもしれませんが、とりあえず非電動キックボードを使ってみることにしました。
また、中古の折り畳み自転車であれば、価格を気にする必要がないので、時間をかけて安価な中古品も探していこうと思います。
電動キックボード
電動キックボードは、一度充電すれば15km~50km程度走るため、とても魅力的でした。
しかし、4つの理由で却下しました。
✓価格は安くても3万円以上するので高価
✓雨の日は防水機能が完璧ではないため、漏電などのリスクがある
✓堤防上だけでなく路上や歩道を走るには、新しい道交法に合致した電動キックボードが必要
✓事故が多く、片手運転が難しい
非電動キックボード
非電動キックボードにもいろいろと種類がありました。
写真は、比較検討して却下された、前輪タイヤが5インチ(約12.5cm)、後輪タイヤが4インチ(約10cm)です。
総重量は2.8kgで、私が購入した4.7kgより軽くていいのですが、タイヤが小さいと乗りにくいとの事でしたので、多少重くてもタイヤが8インチのキックボードを選びました。
実際に堤防で乗ってみた感想(レビュー)
サーフに釣りに行くときに、実際に堤防上で購入した8インチタイヤ非電動キックボードを使用してみましたので、いろいろな角度からレビューします。
走行性
初めて走った時は、タイヤの回転が悪く、あまり走らないなと言う感想でした。
釣りが終わった帰り道、逆風でこのキックボードに乗ったらとても疲れて、途中で休みながらでないと乗り続けられませんでした。
しかし、後日タイヤをバラシてベアリングにオイルを付けた所、走行性がとても改善され、あまり疲れることなく乗れるようになりました。
乗り心地は、タイヤがチューブタイプではないので、段差などがあるとショックがありますが、堤防上を走るには全く問題ありません。
走行性は、メンテナンス後は問題なく大満足です。
車への収納性
購入したキックボードは、外箱が段ボールで頑丈なため、外箱を利用して車内に積んでいます。
写真は、私の車のジムニーに積んでいますが、後部座席を倒してピッタリと積むことが可能です。
ネットで購入するときには、この外箱に更に段ボールで梱包されていましたので、外箱はとてもきれいな状態です。
外箱のサイズは、実測したところ、82cm×31cm×14cmです。
折り畳み自転車では、とてもこのサイズで車載できないので、収納寸法はとても満足しています。
タイヤ
この画像は、約18kmほど走った前輪タイヤですが、特に大きな傷もなく良好な状態です。
後輪タイヤは、フェンダーブレーキを使いすぎたせいか、多少傷が入っています。
走行には問題なく、念のために瞬間接着剤で補修していますが、相当の距離を走ることができそうです。
また、チューブレスなのでパンクはしませんが、すり減ったり、たくさん傷が入った場合は、タイヤ交換になりそうです。
交換するタイヤは、アマゾンなどで安価に販売されており、簡単に交換できます。
欲を言えば、もう少し耐久性があればと思いました。
組み立てや収納速度
組み立てや収納は、2分もかからずにできますので、とても便利です。
ハンドルを左右外し、ハンドル高さを変更し、折り畳みをするだけです。
折り畳みのレバーを操作するのに少し力がいるので、お子様には難しいかもしれません。
取扱説明書
簡単な日本語の取り扱い説明書が付いてきますので、写真入りで良くわかります。
付属品が、ネジ、ナット、六角レンチ、スタンドとなっていましたが、六角レンチ以外は既に本体に組み込まれていたので、付属してきたのは六角レンチでした。
取扱説明書の裏側です。
付属品です。
プラスのドライバー付き六角レンチや、サイズの違う六角レンチも付属していました。
最後に
今回購入した8インチタイヤ非電動キックボードは、総合得点では80点でしょうか。
長所と短所をまとめると、以下の通りです。
✓走行性は、タイヤのベアリングをメンテナンスする事によってスムースでとても良好
✓車への収納性も82cm×31cm×14cmでとてもコンパクト
✓タイヤは、前輪は問題ないが後輪が少し傷むので耐久性がほしいところだが、交換パーツで対応可
✓組み立てや収納速度は、2分以内
✓取扱説明書は、日本語対応で充実している
✓その他として、安価であり、気軽に購入可能
以上です。
8インチタイヤ非電動キックボードを購入してからは、片道3kmで歩いたら45分程かかる堤防が、15分で1/3になりましたので、とても楽になりました。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。