スズメバチは、むやみに近づいたりするとまとわりつかれて、何もしていないのに攻撃して刺してくることがありますよね。
私は、過去に一度スズメバチに刺されたことがあるので、巣を見ただけや飛んでいる音を聞いただけでもゾッとするほどスズメバチが大嫌いです。
スズメバチに二度と刺されないように、日々いろいろと試しておりますので、皆さんにもスズメバチを寄せ付けない効果的な対策グッズを紹介します。
スズメバチを嫌いになった理由
私は数年前に、スズメバチに左手の甲を刺された苦い経験があります。
スズメバチに刺された後は、念のために車で30分程離れている病院へ向かったのですが、刺された直後はチクっとしただけでたいした事は無かったのが、病院へ着くころにはだいぶ膨れ上がり、とても痛くなってきました。
病院では、消毒と可能止めの薬を処方してもらったのですが、痛みは全くやわらぎません。
医者からは、スズメバチに刺されるのが一回目なら問題ないが、二回目はもっと大変になる可能性が大きいから注意するように言われました。
スズメバチに一回刺されると、体の中でハチの毒に対するIgE抗体というアレルギー反応を起こす物質が作られるそうで、二回目に刺された際にアナフィラキシー症状が出てしまい、一回目より酷くなるケースがほとんどで、最悪死に至る可能性もあるとの事でした。
厚生労働省による人口動態調査の2021年分の統計結果では、ハチ刺傷による死亡者は15人で、死亡者が最も多かったのは1984年であり、全国で73人が亡くなっているそうです。
病院に行った後は、3日程で痛みは引いたのですが、腫れは約1週間以上も続きました。
あの時の痛さは二度と味わいたくないし、もしもう一度スズメバチに刺されてアナフィラキシー症状がでたらと思うと、怖くてしかたがありません。
それからスズメバチが大嫌いになりました。
効果的な対策グッズ
ハチアブスーパージェット
スズメバチは、屋根裏、床下、軒下、換気フード、木の枝、地中など、いろいろな場所に巣を作ります。
家の近くに巣を作られたとか、散歩している時に巣を見つけた際には、巣が小さいうちはハチ用の殺虫スプレーが手軽で便利です。
刺される前に駆除しておこうという作戦です。
ハチ用の殺虫スプレーといえば、ハチアブスーパージェットですが、この殺虫剤は、ハチの巣作り防止と超速で駆除するハチ用の殺虫剤です。
ハチが巣を作りそうな場所にあらかじめスプレーするだけでハチをよせつけず、巣を作らせません。
また、使用環境により異なりますが、効きめが約1ヵ月間長持ちします。
速効性・致死効果にすぐれた成分を配合し、飛び回るハチやアブを狙い撃ちし、スズメバチにも効果的です。
無風状態で約11m先にも噴射できる強力ジェットタイプで、飛び回っているスズメバチや、遠くにいるスズメバチの退治に適しています。
殺虫スプレーを使用する際は、蜂防護服も装備することをお勧めします。
スズメバチの巣にはたくさんのスズメバチがいるため、おおよそ直径15cm以上大きくなった巣はとても危険と言われているので、むやみに殺虫スプレーを使用せずに、専門家に連絡することをおすすめします。
熟成 木酢原液
家の周りにスズメバチがやってくる場合、殺虫スプレーでは対応しきれない場合は、熟成 木酢原液が役に立ちます。
木酢液(もくさくえき)は、木材や竹等の植物原料を炭化して木炭や竹炭を製造する際に発生する煙の成分を冷却して得られた燻臭のする水溶液です。
水分が約90%、残りの約10%が有機化合物で、とても焦げ臭い臭いがします。
木酢液は、スズメバチ以外の羽虫やシロアリなどの害虫対策、犬よけや猫よけとしても使えます。
植物の肥料にもなりますので、ひとつ購入しておけば、とても重宝する液体です。
専門業者への依頼
ハチ用の殺虫スプレーや木酢原液は、ハチにはとても効果的ですが、ハチの巣に直接噴霧するのは危険です。
家の敷地内もしくは近隣でハチの巣が15cm以上の場合は、巣の中に何匹もハチがいますので、絶対にご自身で作業せず行政や駆除業者に相談することをおすすめします。
また、幼稚園、保育園、介護施設などの小さいお子様や高齢者が多い施設のオーナーの方や、悪質な高額請求を行うハチ駆除業者に不安を抱いている方は、安全で安心な駆除業者ムシ・プロテックにご相談することをおすすめします。
ムシ・プロテックでは、ハチの巣の駆除以外にも、ゴキブリ、毛虫、ムカデ、シロアリなど、害虫の駆除を専門としております。
全国どこでも24時間365日、電話でもWebからでも、無料でご相談や、無料で見積りいただけます。
虫除け対策の意外な便利グッズ【おにやんま君】
スズメバチは、山でも海でもどこにでもいるので、何かいい物は無いかなと探していたところ、いい物を発見しました。
おにやんま君です。
おにやんま君は、電池も不要で、殺虫剤や忌避剤を使用していないので臭いもださず、一見おもちゃのような虫除けグッズです。
スズメバチ以外にもアブや蚊など、人の血を吸いに飛んでくる虫対策として2018年に発売され、口コミでどんどん広がったようです。
今では品薄状態が続いており、おにやんま君に似た商品がいろいろな所から出ているようですね。
なぜ【おにやんま】なの?
おにやんまは肉食で、飛んでいるハチやアブ等を強靭な顎で捕食するので、小型の昆虫からは恐れられている天敵なのだそうです。
だから、スズメバチなどの小型の昆虫は、おにやんまを見つけると退散しちゃうということだそうです。
おにやんま君の使い方
スズメバチやその他の小型昆虫に見えるように目立つ所につけるのが効果的です。
具体的につける場所は、下記の通りです。
・帽子
・上着
・ズボン
・フローティングベスト(ライフジャケット)
・リュック(ザック)
・テント
・ベビーカー
・ベランダ
・玄関(来客が驚かないように注意が必要です)
など、とにかく目立つ所です。
自作もできます
なんと、トラロープを利用して、羽が無いおにやんま君もどきを作っている人がいましたので、真似してみました。
作り方は、簡単です。
・トラロープを購入する
・15~20cmの長さにカットする
・カットした部分はほどけやすいので、一方の端は糸で巻いて瞬間接着剤で固定する
・もう一方の端は、結束バンドなどを3cm程利用して輪を作り、糸で巻いて瞬間接着剤で固定する
・輪にキーリングなどをつけて、キーリングにはカラビナを装着する
この「とらおにやんま君」を釣りや散歩に使っています。
効果のほどはよくわかりませんが、なんとなく、虫が寄ってこなくなったような気がします。
しかし、見た目がいまいちなので、本物のおにやんま君の方が効果があるかもしれません。
もしハチに刺されちゃったら
いくらハチに刺されないように注意したり対策をしても、絶対に刺されないわけではありません。
もし、ハチに刺された時の事を考えて、外出の際には必ずポイズンリムーバーを持参しています。
あくまでも病院へ行くまでの応急処置ですが、持っていると持っていないでは、大きな差があります。
ポイズンリムーバーは、ハチに刺される以外は、ヘビや、毒虫に嚙まれたり刺された時にも効果的で、噛まれたり刺された時は、なるべく早く、できれば2分以内に使用し応急手当をする事が最も効果的だそうです。
まとめ
スズメバチやアブや蚊から身を守るためには、いろいろな方法がありますのでまとめます。
・効果的な対策グッズ-1:ハチアブスーパージェット
・効果的な対策グッズ-2: 熟成 木酢原液
・スズメバチの巣を見かけたら:むやみに刺激せずに専門業者を!
・虫除け対策の意外な便利グッズ:おにやんま君
・もしハチに刺されちゃったら:ポイズンリムーバー
それぞれ長所や短所がありますから、目的にあった対策をして、スズメバチから身を守りましょう。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。