2024年秋、4年ぶりのモデルチェンジになるシマノ24ツインパワーが発売されます。
本記事では、モデルチェンジされた24ツインパワーについて、わかりやすく簡単に解説します。
ツインパワーとは
ツインパワーは、1987年、当時の最上級グレードのスピニングリールとしてTINTANOS TWIN POWER GTとして登場しました。
磯釣り用ロッドFINE CERAMICS TWIN POWERとともに、システムタックルとしてリリースされ、これ以降1992年に誕生したSTELLA(ステラ)の登場まで、シマノのスピニングリールの機構とデザインの指針となりました。
ステラ誕生後は、その先進技術を受け継ぎながら「質実剛健」を理念にTWIN POWERとしての進化を積み重ね、いつの時代も多くのアングラーに愛され続けています。
2024年秋に発売されるツインパワーも、初代モデルから一貫して過飾をせず、実釣における耐久性、機能的であることを追い求めて開発され、ステラにも搭載されている最先端の技術である、インフィニティクロス、インフィニティドライブ、インフィニティループ、デュラクロス、アンチツイストフィンを搭載しています。
細部に至るまで機能性を追求し、実直なまでにアングラーへ寄り添う存在で徹底的に鍛え上げられた信頼のモデルとなります。
20ツインパワーから進化した新機能
ステラから譲り受けた機能を含めて、5つの機能が新しく搭載されます。
インフィニティクロス搭載
インフィニティクロス搭載によってギアの耐久性が約2倍向上し、パワーファイトやジャーク時のダメージを軽減し、ベストコンディションの維持に繋げています。
インフィニティドライブ搭載
インフィニティドライブ搭載によって高負荷でもパワフルに巻ける性能が向上し、大物をより楽に確実に獲ることができます。
インフィニティループ搭載
インフィニティループ搭載によって密巻きでロングキャスト性能向上し、ラインの存在を忘れてしまうようなキャストフィールを実現し、着水後のフィールスピードの安定にも貢献します。
アンチツイストフィン搭載
アンチツイストフィン搭載によってライントラブルを抑制し、ストレスの無い釣りを可能にします。
デュラクロス搭載
デュラクロス搭載によってドラグの耐摩耗性が10倍以上も向上し、予期せぬ大物への対応も可能となります。
20ツインパワーから引き継いだ機能
金属製ローターの搭載
Cl4+とアルミニウムを採用したボディ設計
仕様
24ツインパワーは、C2000S、C2500SXG、2500S、2500SHG、C3000、C3000MHG、C3000XG、3000MHG、4000M、4000PG、4000MHG、4000XG、C5000XG、5000HG、6000PG、6000HG、6000XG、8000PG、8000HG、10000PG、10000HG、14000PG、14000XGなど、対象の魚に合わせていろいろなモデルがありますが、サーフでヒラメやマゴチを狙うには、C3000XGや4000XGが最適だと思います。
仕様を抜粋すると、下記の通りです。
C3000XG:PE1号で400m、自重は215g、最大ドラグ力9kg、最大巻上長94cm/1回転
4000XG:PE1号で490m、自重は260g、最大ドラグ力11kg、最大巻上長101cm/1回転
■24 ツインパワー C3000XG
■24 ツインパワー 4000XG
最後に
4年ぶりのモデルチェンジになるシマノ24ツインパワー、シンプルで耐久性や機能性を重要視したこのモデルは、サーフでヒラメやマゴチを狙うアングラーのみならず、全てのアングラーの強力な味方になってくれることでしょう。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。