先日、閖上名取川河口エリアにおいて、清掃活動が実施され参加しましたので、状況をレポートします。
清掃活動の背景
閖上名取川河口エリアの名取川河口や閖上漁港内は、毎日釣り人で賑わう人気の釣りスポットとして有名です。
清掃活動当日も、朝早くから名取川河口や閖上漁港内は、たくさんの釣り人で賑わっていました。
ところが、最近閖上漁港で、漁港と釣り人の間でトラブルがあったようで、漁港への入り口に「漁港は漁師さんの仕事場なので、8時から12時は、釣り・レジャーは、ご遠慮ください」との看板が2カ所に設置されていました。
河北新報によれば、仙南支所閖上では、魚市場前に漁船が入港する際は釣り人に岸壁から離れるよう、職員が注意喚起に努めているが、9月11日、シラス漁船が水揚げで接岸しようとした際、さおを上げない年配男性と職員が口論になり、警察官を呼ぶ騒ぎとなったそうです。
出典：河北新報、閖上漁港 釣り客の駐車で水揚げに支障、トラブルも「マナー守って」 宮城・名取
現時点では、看板に記載してある文言は、ご協力くださいやご遠慮くださいとなっておりますが、清掃活動当日も、たくさんの釣り人が遠慮せずに釣りをしており、閖上漁港はこのままでは立ち入り禁止や封鎖になりかねない状況です。
せっかく楽しく遊ばせてもらっている釣り場が無くなるという危機感から、ある一人の釣り人が立ち上がり、我々に何かできることはないかと、清掃活動の呼びかけに至ったそうです。
この呼びかけに反応した仙台でAnglersのマイスターをやられている方は、名取市にゴミ回収ルールや回収場所などの確認を行い、ゴミ袋なども手配されて、清掃活動の実施に至りました。
清掃活動の状況
朝8時から、駐車スペースの清掃活動が開始されましたが、ゴミはとても多くてびっくりしました。
一番多かったゴミは、マスク、PETボトル、弁当容器などでした。
驚いたのは、掃除機や体重計などの家電、車のバッテリー、アウトドア用の椅子等の不法投棄もあり、
瞬く間にゴミ袋がいっぱいになりました。
約10名で1時間強の清掃活動でしたが、不法投棄のゴミ以外でゴミ袋15袋分が集められました。
今後について
清掃活動を呼び掛けた方は、今後も釣り場を守ることに繋がると信じて、今後も自らもゴミ拾いを行い、今回のような清掃活動も開催していくとの事でした。
このような活動を通して、ゴミを捨てて帰る方々のマナーの向上、残念ながら看板を無視して漁港内で釣りをする人への啓蒙、漁港を管理する方々や漁師とのいい関係を再構築するために、清掃活動には今後も参加していこうと思います。
最後に
清掃活動が終了し、今回の清掃活動を企画して呼び掛けていただいた方から上の画像の印刷物をいただきました。ありがとうございました。
仙台のAnglersマイスターの方からは、アングラーズのステッカーをいただきましたので、車の背面タイヤカバーに貼らせていただきました。ありがとうございました。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
